目次
- 1 一人用テントを選ぶ際のチェックポイント
- 2. 手頃な価格の1人用テント
- 3 設営簡単!自立式1人用テント
- 4. コンパクトで自立しない1人用テント
- 5. 高性能な自立式でない一人用テント
- 6 高性能自立式一人用テント
- 7. まとめ
- 8 関連機能
一人用テントを選ぶ際にチェックすべきこと

参考記事:「ワンポールテントとドームテント、どっちを選ぶべき?両方使っているからわかるメリットと注意点」
フライシートの有無、自立式かどうか
テントにはシートでできた壁や設営方法など、さまざまな種類があります。まずは壁の種類から見ていきましょう。- シングルウォール:一枚のシートで作られた壁。軽量でコンパクトですが、結露が発生しやすいです。
- ダブルウォール:インナーテントとフライシートの二重構造。通気性は良いがシングルテントより重い。
次に、設営方法です。テントの形状と設営にかかる時間によって違いが出てきます。
- 自立式:ポールを取り付けるだけで設置できます。設置は簡単ですが、重量があります。
- 自立式ではありません: ペグとガイドラインを使用してテントを設営します。設営にはある程度の技術が必要ですが、軽量です。
仕様は使用目的に適していますか?
一人用テントを選ぶときは、持ち運びやすさや設営のしやすさだけでなく、仕様が自分の用途に合っているかどうかもチェックしましょう。- キャンプ:快適性を重視します。玄関や居住スペースの広さと高さに注意してください。
- ツーリング:積載性と携帯性を考慮すると、バイクを収納するための広い前室が必要です。
- 登山:リュックに入れたときの軽さと収納性を重視。強度も重要。
耐水性と遮光性も重要
テントで快適に過ごすためにも、耐水性と遮光性はチェックしておきましょう。テントキャンプでは1,500mm以上の耐水性が求められます。それ以下の耐水性だと、大雨のときにテント内が浸水してしまう恐れがあります。
また、UVカット率と遮光率にも注目しましょう。UVカット率はパーセンテージやUPF値、遮光率はパーセンテージで表されます。それぞれの数値が高いほど性能が良く、テント内に届く紫外線や光を遮断します。
手頃な価格の1人用テント

参考:この夏マスト!アウトドア専門家がおすすめする快適ソロテント8選
ジャック・ウルフスキン「ゴッサマー」
シンプルなトンネル構造の二重壁自立式一人用テントです。フライシートは耐水圧約4,000mmでUPF40+のUVカット素材を使用。フロア素材は耐水圧約10,000mmなので大雨でも浸水の心配がありません。インナーテントはメッシュ素材で単体でも使用でき、暑い夜には蚊帳のように使えます。ポールは軽量アルミ製で総重量も約1.75kgと軽量です。
- 商品名:ジャックウルフスキン「ゴッサマー」

ジャック・ウルフスキン
・ゴッサマー
重量: 1750g
コールマン「ツーリングドーム/ST+」
コールマンの定番テント「ツーリングドームST」に、強力な遮光性とUVカット機能を搭載したダブルウォールの1人用テントです。フライシートはPU防水加工で、耐水圧約3,000mmを実現。さらに、ダークルームテクノロジーUVPRO機能により、太陽光を強力に遮断。日差しによるテント内温度の上昇を防ぐとともに、室内を暗く保ち、快適な睡眠を確保します。
荷物を置いたり、椅子を設置してくつろいだりできる広い前室が特徴です。
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- 商品名:コールマン「ツーリングドーム/ST+」

コールマン
ツーリングドーム/ST+
本体サイズ:約265×210×110(h)cm 収納サイズ:約φ19×49cm 重量:約5kg
スナグパック「イオノスフィア」
トンネル構造で2ポール1ドア設計の自立式1人用テントです。DACアルミポールを使用し、重量は約1.6kgと軽量です。二重壁構造で、フライシートは耐水圧約5,000mm、縫い目は防水補強を施しているので防水性に優れています。インナーテントはメッシュの蚊帳仕様なので、暑い夜でも風通しが良く眠れます。
軽量で設営も簡単なので、キャンプ初心者からコンパクトで頑丈なものを求める登山家まで幅広く愛用されています。
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- 製品名:スナグパック「イオノスフィア」

スナグパック
イオンスフィア
サイズ/収納時:直径48×長さ14cm、展開時:長さ265×幅100×高さ80cm 重量/1.52kg
設営簡単!自立式1人用テント

モンベル「ムーンライトテント1」
簡単設営をコンセプトにしたロングセラーモデルです。従来の「ムーンライトテント」よりも大幅に軽量化され、居住空間も広くなったダブルウォールの1人用テントです。フロアシートは耐水圧約2,000mm、フライシートは耐水圧約1,500mmを実現。フロアシート、フライシート、インナーテントともに難燃性素材を採用しています。コンパクトですが前室付きなので靴などの小物も収納できます。
ポールはアルミ合金製なので総重量約1.71kgと軽量です。
- 商品名:モンベル「ムーンライトテント1」
- ネモ「ホーネットストーム 1P」
インナーテントは通気性のあるナイロン製で、風や寒さを防ぎます。ドアはメッシュの二重構造で、高温多湿のときでも換気が可能です。
- 製品名:NEMO「ホーネットストーム1P」

ニモ
ホーネット ストーム 1P
重量: 760g
ロゴス「トラッドキャンバス ツーリングダブル ソロバ」
収納時の横幅が約60cmとコンパクトな1人用ダブルウォールテント。バイクの荷台にも積みやすく、ツーリングにも最適です。前室は張り出すように設計されており、十分な居住空間を確保。別売りのキャノピーポールやツーリングタープを使用すれば、駐輪スペースとしても使えます。
- 製品名:ロゴス「Tradcanvas Touring Double SOLO-BA」

ロゴス
Tradcanvas ツーリングダブル SOLO-BA
寸法: 210 x 290 x 123 cm 重量: 4.08 kg
コンパクトで自立しない1人用テント

TENTEMAK DESIGN「サーカスTCコンフォートソロ」
出入り口が2つあり、風通しがよく快適な1人用テントです。シングルウォールテントですが、フロントフラップを装備しているので、メッシュでもフルクローズでも使用可能です。四方にスカートが付いているので外気の侵入を防ぎ、天井のベンチレーションで結露を軽減します。また、シートの素材はTC素材と綿混紡なので、遮光性と通気性を両立しています。
サーカスTCコンフォートソロの最高点の高さは約230cm。立ったまま着替えられる高さですが、広すぎないので寒い季節には暖気を逃しません。
- 製品名:TENTMAKデザイン「サーカスTCコンフォートソロ」

テンテマックデザイン
サーカスTC コンフォートソロ
サイズ(約):幅362×奥行340×高さ230cm(前幕部除く) 収納サイズ(約):幅57×奥行24cm 総重量:(約)11.28kg(幕体5.86kg、ポール2.99kg)
スノーピーク「ヘキセイズ1」
タープのような大型フライシートが特徴の1人用ダブルウォールテント。前後からの出入りが便利で、通気性も抜群です。変形六角形タープとして設営できるフライシートは、耐水圧約3,000mmで、テフロン撥水加工と遮光顔料PUコーティング加工を施しています。雨の日も晴れの日も快適にキャンプを楽しめます。ドアパネルと底部は耐水圧約1,800mmです。
インナーテントの設営はフライシートに引っ掛けて四隅を固定するだけの簡単設置です。
- 商品名:スノーピーク「ヘキセイズ1」

スノーピーク
ヘキセイズ1
キャリーバッグサイズ: 62 x 19 x 23 (h) cm 重量: 5.2 kg
高性能非自立型1人用テント

参考記事:「ソロキャンプに必要な道具と選び方を解説。おすすめ商品14選も紹介。」
ホールアース「アースピノマド」
ピラミッド型の形状が特徴的な二重壁のティピー型1人用テントです。綿混紡素材を使用しているので、遮光性・難燃性に優れています。付属のキャノピーポールを使用してフロントパネルを跳ね上げることで、広い前室を作ることができます。フライシート下部にはスカートが付いており、雨や外気の侵入を防ぎ、上部はベンチレーション設計なので通気性に優れています。
- 商品名:ホールアース「アースピノマド」

ホールアース
アースピノマド
使用時サイズ:フライシート(約)W240×D240×H150cm インナーテント(約)W220×D100×H135cm 収納サイズ:(約)W54×D24×H24cm 重量(付属品含む):(約)6.0kg
キャプテンスタッグ「トレッカーキャンプベースソロUV」
前後同じデザインで設営も簡単なダブルウォールの1人用テントです。フライシートの長辺側には前後に伸縮できるキャノピーを装備。キャンプや野外フェスなど、屋外でくつろぎの空間が欲しい時に重宝します。インナーテントは吊り下げ式で、窓は通気性に優れたメッシュ素材を使用。長辺側の大きな出入り口を含め、計4つの出入り口があります。
フライシートは水深約2,000mm、フロアは水深約3,000mmの防水加工を施しています。
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- 商品名:キャプテンスタッグ トレッカーキャンプベースソロUV

キャプテンスタッグ
トレッカー キャンプベース ソロ UV
商品サイズ:(約)フライ/380×190×H110cm、インナー/210×90×H100cm 梱包サイズ:(約)66×15×15cm 商品重量:(約)3.8kg
高性能自立式一人用テント

ゼログラム「ブラックビュート1P」
インナーテントは、四方上部にメッシュ素材を使用したダブルウォール仕様。単体使用時は、天井からの景色を楽しみながらプライバシーも確保できる1人用テントです。フライシートには大きな通気孔を設け、結露を防止。ガイラインループ、ガイライン、通気底には反射テープを使用し、夜間の視認性を確保しています。
- 商品名:ゼログラム「BLACK BUTTE 1P」

ゼログラム
ブラックビュート 1P
サイズ: フロア210x100x100cm (インナーテント) 梱包サイズ42 x 16 x 16cm
Fine Track「カミナドーム1」
4シーズン使える高性能な1人用山岳テントです。コンパクトで軽量なので、リュックの中で場所を取りません。長方形の収納形状ですっきりとパッキングでき、省スペース設計です。コンパクトな自立式ですが、長辺に出入り口を設け、広い前室を確保しています。
使用しているナイロン生地は強度があり、摩耗に強いです。「ダブルスライダージッパー」は、設営したまま前室に出入りでき便利です。総重量は約1.28kgと軽量です。
- 商品名:ファイントラック「カミナドーム1」

ファイントラック
カミナドーム1
サイズ:幅205×奥行90×高さ100cm(収納時:本体8×15×25cm、ポール39cm)重量:1,270g
おすすめの一人用テント比較一覧
商品 | 販売サイト | おすすめポイント | |
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ギアトップ テントジッパーアップグレード、黄色 |
雨や風から守るスカート付き | |
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Kawase BANDOK ソロドーム BDK-08 収納ケース付き A.ブルー |
ポケットやランタン用のフックなど、機能も充実しています。 | |
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モンベル テント クロノスドーム タイプ1 ブルー |
耐熱素材なので火花が飛んでも燃えにくい | |
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ビーズ DOD ライダーズ ワンタッチテント ブラック |
ロープを引くだけで簡単に設営できるワンタッチテント | |
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自然散策 テント ソロテント 20D コヨーテカラー |
コンパクトに収納できるので一人旅の自転車にもオススメです。 | |
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コールマン テント クイックアップドーム グレー |
高い遮光性で熱のこもりを防ぎ、快適に過ごせます。 | |
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ストームトレード ミルテック RECOM テント オリーブドラブ |
左右の通気孔によりテント内の湿気を逃がします | |
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キャプテンスタッグ ソロテント、白、1人用 |
十分なスペースを確保できる前室を備えたテント | |
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望月 MSR バックパッキングテント グランドシート付き (フットプリント) – グレー |
厚手の生地で作られた丈夫なテントで、季節を問わずお使いいただけます。 | |
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ロゴ ブラックUVポップフルシェルターブラック |
高い遮光率で外光を効果的に遮断 | |
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Kawase BUNDOK ソロティピ 1 BDK-75KA C.カーキ |
ポール1本で簡単に立てられるワンポールテント | |
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自然散策 専用グランドシート付きテント、ネイビー |
超軽量で一人でも簡単に組み立てられます | |
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チグリス川 スーパーシェルターグリーン |
軽量で扱いやすく、ソロキャンプにもおすすめ | |
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スノーピーク ソロテント&タープ ヘクセイズ1 SDI-101 ブラウン |
付属のタープを使えば広々とした前室を作ることができます。 | |
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ギアトップ ソロ ワンポールテント 900g グリーン |
収納時は片手に収まるコンパクトサイズ | |
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初代岩谷 NEMO Equipment ホーネットストーム NM-HNTST-1P なし |
通気性のあるナイロン製で、冬のキャンプに最適です。 |
- 参考価格や仕様などの情報の正確性は保証いたしかねますので、詳しい商品情報については、ご購入前に各メーカーの公式サイトなどでご確認ください。
- 比較表の空白部分は現在調査中です。
まとめ
一人用テントを選ぶ際は、フライシートの有無や設営方法もチェックしましょう。シートを1枚使用するシングルウォールテントは軽量ですが結露しやすく、シートを2枚使用するダブルウォールテントは通気性は良いですが重たいのが難点です。テント設営に慣れていない方は、設営が簡単な自立式がおすすめです。アウトドア中級者やテントの形にこだわりがある方には、デザインが豊富な非自立式がおすすめです。
快適に過ごせるテントを見つけて、ソロキャンプを楽しんでくださいね。